Tさん
- ・購読歴:15年以上(通算)
- ・仕事内容:広告プロダクトの企画、開発部署(100名以上)のマネジメント業務
この記事のポイント
- 押さえておくべきニュースも知らず「ビジネス知識基礎レベルの低下」を実感し、日経を再開
- 紙面ビューアーを使って、朝刊の1面・社説をじっくり読む。Myニュースを活用し、興味のある記事を効率的に拾って読む
- 「よい議論のきっかけ」作りに、記事をシェア
- 自分の仕事の範囲が広い人は、どんな記事にも興味を持てる
「なんでこんなに重要なニュースを知らなかった!?」
日経を止めたとき、“ビジネス知識基礎レベルの低下”を実感
新卒で前職の広告代理店に入社した時から、日経は紙で読んでいました。
社会人として知っておくべきニュースを収集するためだけではなく、新聞広告を含め、あらゆる広告媒体からヒントを得る目的もあり、購読を始めました。
しかし、現在の会社に転職した際に「ネットの無料ニュースで十分」だと感じ、一時日経の購読を止めたことがありました。そのころは主に無料ニュースとSNSなどで業界の知人が投稿している記事を中心に情報収集を行っていたのです。
そんなある日。ふとテレビの経済ニュース番組を見ていると、「東京証券取引所の市場区分見直し」に関するニュースが報じられ、愕然としました。
「東証一部などがなくなり、プライムやスタンダードなどに市場区分が見直される…。今、そんなことになってるの!?なんでそんな重要なニュースを今まで知らなかった!?」
もちろん、実際に市場区分が見直される時期のかなり前のタイミングではあったのですが、これまでであれば見逃すはずのない重要なニュースを、テレビで報道されるまで知らなかったことで「明らかにビジネス知識基礎レベルが低下している」と実感し、ショックを受けました。それから、危機感を覚えて再び日経を読み始めることにしたのです。
朝刊は「1面」と「社説」をじっくり読む
「Myニュース」もフル活用
現在は日経電子版の「紙面ビューアー」アプリを利用しています。
朝刊は、通勤中に「1面」と「社説」をじっくり読み、その他ほぼすべての面を一通り眺めます。とはいえ、すべての記事を読むわけではなく、見出しで興味のある記事に絞ってしっかり読むようにしています。
夕刊も、朝刊と同じように「1面」はじっくり読み、他の面は一通り眺めて、興味のある見出しのところだけ読みます。
効率的に興味のある記事を見つけるために、「Myニュース」のキーワード登録も活用しています。
主に、自社名や競合企業名、取引先の企業名や業界などは一通りキーワードとして登録。その他にも、マネジメントや広告、DXに関するキーワードなど、現在の業務に関わる幅広いキーワードを登録をしておき、情報の漏れがないように工夫しています。
100名を超えるメンバーのマネジメントを担当していることもあり、「組織の成長」や「リスク管理」に関連するキーワードも登録しています。例えば、企業の不正などのニュースは読みこんで「背景にあった問題は何か?」を自分なりに考察するように意識しています。
「よい議論のきっかけ」になりそうな記事は積極的にシェア
いくつかの記事は、職場のメンバーにも共有するようにしています。
例えば、将来、広告・インターネット業界に大きく影響を及ぼすような国際情勢や法改正などのニュースは、今後の対応策を考える上での基礎情報としてシェアをしています。
その他にも「よい議論のきっかけ」になる記事は、積極的にシェアします。
例えば、「ライブコマース」に関するニュースをシェアしたときのこと。
記事を起点に、「東南アジアや中国では盛り上がるが、日本ではいまひとつ。何が違うのか?」という問いをメンバー同士が共有して仮説を出すための議論をはじめるなど、よい動きにつながりました。
日経は「明日を読む」新聞
「自分の仕事」の範囲が広い人は、どんな記事にも興味を持てる
日経に掲載される記事について、一見して「自分には関係ないもの」と感じる人もいるかもしれません。
私も「業界に関する情報は知人が共有してくれるし、あえて日経を読む必要はない」と思い、一度日経を止めたことがあります。
しかし、止めたあとに再開して感じたのは、日経の記事に「興味を持てる状態」であり続けることが大切だということ。
自分の仕事の範囲を狭く捉えると、「ほとんどのニュースは自分には関係ない、だから興味がない」と感じてしまいます。視野を広くし、自分の仕事の範囲を広げることができれば、日経の記事をもとに、一見バラバラに見える情報と情報をつなぎ合わせ、今後の変化に備えた様々な提案ができるようになると思います。
日経は「明日を読む」新聞です。
日々報じられるニュースから、今後どのような影響があるかを想定し、動く。これを繰り返していくことで、今後きっと今よりもよりチャレンジングな仕事ができるようになると思います。
イラスト/大崎メグミ

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