日経電子版Proを使った「思考のトレーニング」を重ねて、視座を一段高い場所へと引き上げる


- 企業・団体名
- 株式会社 湖池屋
- 業種
- メーカー
- 利用用途
- 人材育成
- 期待効果
-
- 社員のスキルアップ
- 営業力の底上げ
- 発想力の広がり
- 従業員数
- 1000~1999名
- お話を伺った方
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- 人事総務本部 総務部 部長 竹村俊行様
- 広域第1支店 支店長 髙橋明宏様
- マーケティング本部 広報部 課長 伊藤恭佑様
- 生産本部 購買部 富永真羽様
- 目的
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- 良質な情報に触れる機会を増やすことで、物事や問題を俯瞰的に捉え、変化に対応できる人材を育てる
- 課題
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- 外部環境が大きく変化するなかで、正しい情報を得て迅速に対応していく重要性が増している
- 社員が目の前の業務のみならず、会社の外にも目を向け、変化を見極めながら動く必要がある
- 導入効果
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- 日経電子版を同一のプラットフォームにすることで、チームの目線がそろい、本質的な議論をスタートできるようになった
- 異業種での事例や社会の動きを、自らの業務に引き寄せて、改善策や対策づくりに生かすことができるように
- 異業種の事例に学び、知と知の掛け合わせを生み出す刺激となっている
日本初のポテトチップス量産化に成功したパイオニアであり、『湖池屋プライドポテト』などのヒット商品で新たな価値を創出する株式会社湖池屋。かねてから管理職対象に日経電子版Proを導入してきたが、このほど購読対象を拡大して契約更新に踏み切った。更新のねらいと、現場での活用状況を伺った。
変化の大きい局面だからこそ、正しい情報に触れ、視座を引き上げる取り組みが重要
竹村氏:弊社は1953年に創業した総合スナックメーカーです。2016年のリブランディング以降は、市場がコモディティ化していくなかでも、こだわり抜いた高付加価値商品の育成に注力してきました。こうした挑戦を続けるなかで、正しい情報に触れ、視座を一段引き上げるための情報収集のプラットフォームとして、2年前に日経電子版Proを導入しました。
その後も物価高や円安、物流2024年問題などによって、事業環境は大きく変わり続けていくなか、取り組みを継続・強化する必要があると考え、アカウント数を拡充する形で更新に踏み切りました。以前は部長代理以上の管理職に限ってアカウントを付与してきましたが、今回の更新では購買やマーケティングなど、より業務と情報の密接度が高い部署では現場の社員にも対象を広げています。
アカウントを渡すだけでなく、積極的な活用を促す取り組みもしています。例えば営業部門に対しては、アクセス日数や閲覧記事件数のレポートを共有し、日経電子版の活用状況を見える化して意識を高めています。また先日はマーケティングに関する日経記者セミナーを開催し、記事の読み解き方や背景知識を深めるなど、活用の幅を広げるための工夫を試みています。
実際、アクセス日数や閲覧記事件数は導入当初から明らかに増えています。導入直後は担当業務に関係する記事を読む割合が高いのですが、いずれは政治や経済といった一見業務に直結しない幅広いニュースにも目を向けてほしいですね。社会の動きが、自分たちの事業にどうつながっていくか。その因果関係をイメージするには、さらに一段階上の活用が必要です。自発的に情報を集め、さらに思考を深めてもらえるよう、どう働きかけていくかが今後の課題です。
日経電子版をプラットフォームにすると
「あの記事の件だけど」の一言で議論をスタートできる
髙橋氏:私は営業チームを率いているため、朝、スマホで主要記事をチェックしたら、得意先や業界に関係しそうなものは「ギフト機能」を使ってチームに共有しています。その際、単にリンクを送るのではなく「このポイントは今日の商談で触れるべき」「この業界再編は、見積りにこうはね返る」といった具体的な文脈を添えることで、記事に対する共通認識を持てるように工夫しています。日経電子版という共通のプラットフォームから情報を得ているので、チームの目線がそろい、「あの記事の件だけど」の一言で、すぐに議論をスタートできる。このスピード感は大きいですね。
伊藤氏:マーケティングや広報では、ヒットの背景にある企業の戦略や、消費者の価値観の変化を読み解くことが重要です。日経電子版Proなら日経本紙に加えて、日経MJの記事も購読できるため、さまざまな視点から情報収集でき参考になります。気になる記事はチャットで共有し、部内での議論のきっかけにしています。特にPR施策やインフルエンサーの動向など、自社のブランディングに活かせそうなネタは積極的にピックアップしています。
富永氏:私の担当する原材料の調達業務では、日々の市場動向やサプライヤーの経営状態のチェックは欠かせません。そこで日経電子版では「トウモロコシ」「原油」といったキーワードを「Myニュース」に登録し、関連記事をまとめて確認しています。市場の動きや社会情勢を整理しておくことが、取引先との商談や発注精度の向上につながっています。例えばスナック菓子に欠かせない油は、最近ではバイオ燃料需要の高まりなどで他業界との買い付け競争が激化しています。「今、どの国の政策が変わり、どの業界が買いに回っているのか」を把握しておかないと、他業界に遅れを取ってしまう。世の中の動向をにらみ「安定調達にはどう動くべきか」を判断するうえで、日経電子版は有用な情報源になっています。
記事を読み解き、仮説を立てる
異業種の取り組みにこそ、ひらめきのヒントが潜んでいる
髙橋氏:社会の動きが、会社にどう波及していくのかを推測していく。この思考は一朝一夕で身につくものではなく、普段からの意識付けが不可欠です。私はいつも「この記事は自分の業務、会社の課題にどうつながるか」を意識して考えるようにしています。先日、家電量販店大手が初任給を大幅に引き上げたという記事を読んだときには、いずれ弊社工場の採用にも関わる問題と考えて、人事部のメンバーと意見交換もしました。記事を起点に思考のトレーニングを繰り返すことで、会話のレベルや視野の広さが変わってきました。
伊藤氏:菓子業界や自社動向も大事ですが、イノベーションという観点では異業種の取り組みにこそ、ひらめきのヒントが潜んでいると思っています。私自身は直接商品開発をする立場ではありませんが、日経電子版Proで見つけた記事を部内に投げかけたりと、「知の掛け合わせ」のきっかけ作りを意識的に行っています。
また自分自身が記事を読んだ際には「これから社会はどのように動いていくのか」という独自の仮説を立てることも心がけています。バラバラの情報を整理すると、社会の大きなうねりが見えてくる。そこから「じゃあ、湖池屋のお客さまに向けてどんな活用ができるか」という具体的なアイデアにつなげていく。このプロセスそのものが、思考を深めるうえで非常に重要だと感じます。
富永氏:購買部では若手から管理職まで全員が日経電子版Proを見られる環境にあるため、普段から記事を基にフラットに意見交換をしています。例えば衆議院解散に伴って暫定税率を見直す話が出た際は、私から「今までにない事態なので、取引先にも一度ヒアリングをかけた方がいいのではないか」と上司に相談。いざ事態が動いた時に「どう対応するか」という具体的な対応策を、早い段階で取引先と話し合うことができました。社会の状況からビジネスがどう動くのかを考え、先んじて行動する土台になっていると感じます。
部署の垣根を超えて意見が飛び交う
「ワクワク」を感じられる組織へ
竹村氏:湖池屋は「ワクワク」を大切にしている企業です。日経電子版という信頼できる媒体を土台に、部署の垣根を超えて、ワクワクできるような意見が飛び交う組織を目指していきます。社員一人ひとりが視野を広げ、視座を高めていくことで、ゆくゆくは社外の方にも「湖池屋の人と喋ると、面白い視点をもらえるね」と感じていただけるような存在になれるよう、取り組みを続けていきます。

- 企業・団体名
- 株式会社 湖池屋
- 業種
- メーカー
- 利用用途
- 人材育成
- 期待効果
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- 社員のスキルアップ
- 営業力の底上げ
- 発想力の広がり
- 従業員数
- 1000~1999名
- お話を伺った方
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- 人事総務本部 総務部 部長 竹村俊行様
- 広域第1支店 支店長 髙橋明宏様
- マーケティング本部 広報部 課長 伊藤恭佑様
- 生産本部 購買部 富永真羽様



